味噌汁と綾波レイ
社用PCに味噌スープを、思いっきりこぼして
起動不能にしました。
ハードディスクは生きていたので、新pcに移植。
復活しました。
ごめんね、おれの社用pc。 とてもお世話になりました。 徹夜の現場も、一か八かのプレゼンも一緒だった。 本当にありがとう。
心から申し訳ない。
よろしく二代目。
データも。ショートカットも。 そのままなんだ。
何の違和感もない。
記憶ってなんなのだろう。
何が入れ替わって何が残るのだろう。
記憶が生きればその物は生き続けるのだろうか。
その時僕は綾波レイのことを考えていた。
代の変わった綾波レイは
過去のことは何も知らない。
でも、周りは彼女のことを、知っているのだ。
何も知らない彼女は 過去の彼女のように
使いこなせる。
一つ前の彼女の、コンデンサが焼き切れたことなど
何もなかったように。
なんだかとてもかなしかった。