GO GO PENGIUNという奇跡。音楽と身体性
GO GO PENGIUN が好きだ。
GO GO PENGIUNはマンチェスター出身の3ピースのバンド。
ジャズに分類されることも多いけれどポストロックや、エレクトロの影響も取り込んだ
身体性の高いとにかくかっこいいピアノ、ウッドベース、ドラムの3人組。
4月の初来日で開催されたブルーノートのライブが
もう本当に素晴らしくて鳥肌がたった。
元々、ただファットなだけじゃなくて、繊細で静かに語りかけるようなドラムや美しいピアノの旋律が素晴らしいのはもちろん知っていたけど
その演奏方法を見るのがあんなに楽しいなんて!!!
彼らはピアノの中に手を入れて弦を押さえることで、右手をエフェクターにして
ピアノの音色を加工する。
ヴァイナルをスクラッチする代わりに同じ箇所の演奏を少し止め、再開、また繰り返すことで楽器でスクラッチを作る。
ウッドベースは弾くだけじゃなくてボディを掌、小節の底で 叩くことで
キックもタムもある楽器になる。
エレクトロや、DJに影響を受ける、自分たちの音楽の
可能性を広げるってこんな方法もあるんだ!!!
て目の前で見せてくれて 次にどんなことしてくれるんだって目を奪われて楽しかった。 ライブを見れて本当によかった。
それを知れてとにかく嬉しかった。
また、来日してほしいな。 彼らはきっと新しい工夫を見つけてくれるはずだから。
最新アルバムも素晴らしいけど、こちらおススメ!
最新LP
LIVEの映像はコチラ。
Gogo Penguin: Live at Jazz Sous les Pommiers 2015
最新LPからの一曲 オールレス